I live...

私は笑って

    笑い合う相手はあなたじゃないけれど・・・


私は泣いて

    背中を擦ってくれる手はあなたのものじゃないけれど・・・


私は怒って

    言い争うその声にあなたの響きはないけれど・・・


私は生きて

    あなたは傍にいないけれど・・・




忘れはしない   忘れたくない


あなたがいない世界なんて

          
生きてはいけないと思っていたのに・・・


         今 私が生きているのはあなたのいない世界



あなたはもうこの世にすら居ないのに


          何故私だけ 笑うことができるのだろう

          何故私だけ 泣くことができるのだろう

          何故私だけ 怒ることができるのだろう


          何故私だけ 生きているのだろう



ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・

         あなたが居なくて とても寂しい

         あなたが居なくて とても哀しい

         あなたがいなくて とても・・・


でも 私は選んだの

            生きることを

あなたが居ない世界だけれど・・・

       けれど 忘れないから

あなたの顔を

         あなたの声を

あなたの手を

         あなたの瞳を

あなたの全てを・・・


だから どうか見守って欲しい

頑張るから

        あなたの分まで頑張るから
 

だから どうか言って欲しいの・・・

    「生きて・・・」、と・・・

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こっ恥ずかしいですね(滝汗)!!
それでも書きたかったものです。
人が行き着く先は死です。これは、避けられようのないことです。
大切な人を失って、悲しみに明け暮れる日がいつかは来るかも知れません。
それでも、生きている人は生きなければなりません。
人がひとり亡くなっても、世界は何もなかったかのように回ります。
それはとても辛く思えるでしょう。憎く思えるでしょう。
それでも生きている人は、その大切な人がいない世界だったとしても生きなければならないとおもうのです。
だって今日は、その大切な人が生きたかった未来なのですから・・・。